OpenSSLインストール手引き

OpenSSLのインストール手順

  1. OpenSSLインストールの手引き
  2. OpenSSLのダウンロード
  3. ファイルの解凍、保存
  4. ActivePerlのダウンロード
  5. OpenSSLのインストール
  6. OpenSSLのインストール確認

 

1. OpenSSLインストールの手引き

どうも、今回は少し専門的な内容になりますがw
OpenSSLをWindowsにインストールする際に必要な準備について説明していこうと思いますw

ただし、今回は古いバージョンであるopenssl-1.0.1iのインストール方法について説明していきますw 手順はほぼ同じなので是非参考にしてください

 

2. OpenSSLのダウンロード

Google Chromeなどのブラウザから下記のURL
にアクセスします
URL : https://www.openssl.org/

f:id:T3CN0:20160902212047p:plain

 

次に、Downloadsのページを開いて、ftp:ftp.openssl.org/source のリンクをクリックします。

f:id:T3CN0:20160902211705p:plain

 

最後に、開いたページから「old」➡︎「1.0.1/」の順に
ファイルを選択して、openssl-1.0.1i.tar.gzをクリックしてダウンロードします

f:id:T3CN0:20160902212731p:plain

 

3. ファイルの解凍、保存

次に、ファイルの解凍(展開)についてですが、少々特殊なファイルなのでBandizipやVectorなどの解凍ソフトを利用して、ダウンロードしたファイルを解凍します

(詳しくはネットで検索してください)

 

ダウンロードしたファイルをCドライブに保存します

4. ActivePerlのダウンロード

次にインストールの手順ですが、まず初めにコンパイラのインストールが必要になります。(ここでは、ActivePerlをインストールします)

下記のウェブサイトにアクセスして、SolutionsからActivePerlをクリックします

URL : http://www.activestate.com/

f:id:T3CN0:20160902222929p:plain

 

次に、SupportOptionsの中からCommunity Editionで無償のものをクリックします

f:id:T3CN0:20160902224601p:plain

 

そして、開いたページからActivePerl for Windows(64-bit, x64)のものをダウンロード、インストールします

f:id:T3CN0:20160902224706p:plain

 

5. OpenSSLのインストール

ついに、OpenSSLのインストール手順ですがw
ここでは、VisualStudioの VS20xx x64 Cross Toolsコマンドプロンプトが必要です
(あらかじめインストールをしておいてください)
そのコマンドプロンプトから以下のコマンドを打ちます

 

perl Configure VC-WIN64A」
Makefileを生成する

f:id:T3CN0:20160902225123p:plain

 

「ms¥do_win64a」
アセンブリソースとMakefileを生成する

「nmake -f ms¥ntdll.mak」
でDLLをビルドしてインストールする

f:id:T3CN0:20160902225147p:plain

 

6. Opensslのインストール確認

最後のさいごですがw
OpenSSLが問題なくインストールされているかどうかを確認
するために以下のコマンドを打ちます

 

「cd out32dll」
「..¥ms¥test」

でDLLビルド後にテストを実行する

f:id:T3CN0:20160902225400p:plain

プログラムの最後に「passed all tests」と表示されれば
インストールは問題なく行われたことが確認できる

 

ちなみに、インストールしたいバージョンによって打つコマンドは異なってくるので、詳しくはダウンロードしたOpenSSLのファイルの中のINSTALLからインストールの方法も含めて確認することができる(ただし、英語で書かれています)